🎩明治から現代のインフレを覗いてみた📳

最近、金相場がどんどん上がっていて、ニュースで「1g 2万円超え!」なんて聞くと、財布の中の小銭がなんだか心細くなってきますよね。インフレの波がじわじわ来ている今、ふと「昔のお金って、どれだけ価値があったんだろう?」と思うことがあります。

 そこで今回は、明治初期の物価を現代と比べて、150年で日本円の価値がどれだけ変わったかを振り返ってみました。結論から言うと、円の価値は大きく下がっており、インフレ対策には投資が不可欠です。

明治の1円で買えたもの vs. 今の1円

 150年前、諸説ありますが、明治時代の1円は現代の約2万円相当の価値があったとも言われています(小学校教員の初任給8~9円を現代の約20万円と比較)。もしくは1円が現代の3,800円程度という説もあります。企業物価指数で見ても、明治34年(1901年)の指数0.469に対し、2023年は876.3で約1,900倍。円の購買力は大きく下がりました。

具体例を文章で見てみましょう。

コメ
 明治8年頃、白米10kgで1円2銭程度。つまり1円で約10kg以上購入でき、家族で1か月食べられる量でした。
 現代(2025年10月)では、白米5kgで約4,142円。1円で買える量はスプーン1杯ほど。150年でインフレ率は約1,500~2,000倍です。


 明治初期、1円で約10~20gの金が購入可能でした。
 現在は1g約23,000円。1円で買える量はほぼゼロ。金は、長期的に資産を守る手段として有効だったことがよく分かります。

家賃(東京の木賃宿
 月1~2円で宿泊可能。
 現代の1Kマンション平均8万円と比較すると、約4,000倍に上昇しています。

服(背広)
 明治後期は5~10円で購入可能。
 現代では約2万円。150年で約2,000倍

ビール(大瓶1本)
 明治38年:19銭で購入可能。
 現代では約400円で、インフレ倍率は約2,100倍

明治の日本株は正直魅力がなかったと思います

「昔の株を持っていれば億万長者」という話もありますが、実際は正直あまり魅力的ではなかったように見えます。株価の上昇幅は、インフレや配当を考慮しても、現代の投資環境と比べると非常に緩やかです。長期で保有しても、日々のインフレに対抗する手段としては十分ではありませんでした。一部の相場師や富裕層の扱うものだったのではないでしょうか?

 明治の株式市場は1878年に開設され、富裕層が資産を増やす手段として利用していました。しかし、個人投資家が本格参入できたのは戦後、証券取引法改正以降です。昔の日本株は、一般庶民が資産を守ったり増やしたりするには限界があったのです。

長期インフレ対策として有効だったのは?

 この150年間の推移を振り返ると、純金や不動産投資などが長期インフレ対策として有効だったことが分かります。金は明治から現代まで価値を維持・上昇しており、資産を守る手段として理にかなっています。不動産も、地域や時期を選べば長期で安定した資産形成が可能でした。

現代は株式投資環境が充実

 そして現代。NISAやiDeCo、少額投資やETFなど、誰でも手軽に投資を始められる環境があります。銀行預金だけではインフレに追いつけませんが、株式投資投資信託を活用すれば、資産を守るだけでなく増やすことも可能です。

 過去150年のインフレを振り返ると、「預金だけで資産を守るのは難しい」という現実が見えてきます。だからこそ、現代の充実した投資環境を活かして、少額でもコツコツ運用を始めることをおすすめします。

結論

明治から150年、円の価値は大幅に下落
昔の日本株は、庶民の資産形成手段としては不十分
純金や不動産は長期インフレ対策として有効
現代は株式投資環境が充実、少額からでも資産形成が可能


 円の価値が下がる中、投資を活用して「働かせるお金」を持つことが、現代を生き抜く鍵です。  
 NISAやiDeCoETFなど、まずは身近なところから投資を始めてみませんか? 未来の自分に備える第一歩を、今から踏み出しましょう。

(参考:日本銀行金融資料、農林水産省物価統計、田中貴金属相場、『物価の文化史事典』ほか。数字は概算値、最新相場は変動します。投資は自己責任で行ってください。)

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