
公開日:2026年4月4日 最終更新:2026年4月10日
結論:563A ETFは「高配当(年15%目標)と株価成長を両取りしたい人向け」の高インカムETFです。
ただし「NISA対象外」「上昇益の制限(キャップ)」「下落耐性は限定的」という明確な弱点があります。
本記事では以下を結論ベースで解説します。
・563A ETFの仕組み(1DTEデイリー戦略)
・利回り15%の正体と持続性
・2865との違いとどちらを選ぶべきか
・向いている人・向いていない人
目次
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1.はじめに:563A ETFとは?国内初の1DTEデイリー・カバード・コール戦略で利回り15%+株価成長を両取り
「グローバルX NASDAQ100・デイリー・カバード・コール ETF(563A)」は、2026年4月23日に東証上場予定の、日次(1DTE)オプションを活用した国内初のカバード・コールETFです。
NASDAQ100の成長を取り込みつつ、年間15%程度の高い配当利回りを目標とする高インカム戦略を目指しています。
高配当と株価成長の両取り戦略は果たして成立するのでしょうか。
本記事では、利回り15%の仕組み、2865との違い、韓国先行ETFの実績・口コミまで、投資判断に必要な情報を徹底解説します。
【この記事でわかること】
・563A ETFの基本情報・1DTE戦略の仕組みと2865との違い
・利回り15%のメリット・デメリットと韓国先行ETFの実績・口コミ
・563Aへの投資に向いている人・向いていない人(NISA対象外の注意点含む)
2.【563A】グローバルX NASDAQ100・デイリー・カバード・コール ETFの基本情報と利回り15%の仕組み

画像はGlobal X Japan HPより引用
①563Aの基本情報一覧
| 項目 | 詳細内容 |
|---|---|
| 銘柄名 | グローバルX NASDAQ100・デイリー・カバード・コール ETF |
| 銘柄コード | 563A |
| 英文名 | Global X Nasdaq 100 Daily Covered Call ETF |
| 対象インデックス | Nasdaq-100 Daily Covered Call Target Premium 15% Index(配当込み、円換算ベース) |
| 上場予定日 | 2026年4月23日(木) |
| 分配頻度 | 年12回(毎月10日) |
| 信託報酬(税込) | 実質的に負担する運用管理費用:年率0.2775%程度 |
| 特徴 | 国内初の1DTE(デイリー・オプション)を活用したカバード・コール戦略ETF。年間15%程度の分配利回りを目指しつつ、指数の上昇にも追随する設計。 |
※2026年4月3日時点の情報に基づきます。詳細はGlobal X Japan公式プレスリリースおよび東証マネ部!紹介ページをご確認ください。
※プレスリリースの一部には分配が年2回の記載もあるが、東証の公式詳細データでは毎月分配(年12回)とされています。
②563Aと2865の比較・主な違い
563Aと2865の最大の違いは、「目標利回り(年15%)に合わせてオプションの売る量を調整する」というターゲット・プレミアム戦略を採っているか否かです。
・563A:「年率15%のプレミアム収入」という目標を達成するために必要な分だけオプションを売ります(売らない分で株価上昇も狙う)。
・2865:毎月、機械的に資産の100%に近いコールオプションを売り、得られるプレミアムをすべて取りに行きます。
| 比較項目 | 563A (デイリー) | 2865 (月次/通常) |
|---|---|---|
| 名称 | グローバルX NASDAQ100・デイリー ・カバード・コール ETF |
グローバルX NASDAQ100・カバード ・コール ETF |
| 運用会社 | グローバルX | グローバルX |
| 分配形式 | 毎月分配型(年12回) | 毎月分配型(年12回) |
| カバードコール戦略 | 「目標利回り(年15%)」に必要な分 だけオプションを販売 |
常に資産の100%に対して オプションを販売 |
| オプション販売頻度 | 毎日(Daily) | 毎月 (Monthly) |
| 戦略の狙い | 毎日コツコツ収益化。 相場の急変に強い。 |
1ヶ月固定で運用。 QYLDと同じ王道戦略。 |
| 上昇時の利益 | 毎日リセットされるため、 上昇を追いかけやすい。 |
1ヶ月間キャップされるため、 急騰には弱い。 |
| 信託報酬(税込) | 年0.2775%程度 | 年0.6275%程度 |
| 対象指数 | NASDAQ100 | NASDAQ100 |
2865は分配金全振り(上昇は捨てる)であり、563Aは分配金15%をキープしつつ、残りのパワーで株価上昇も欲張るハイブリッド型と言えます。
③補足:利回り15%はなぜ可能?仕組みをシンプルに解説
563A ETFの利回り15%は「株の配当」ではなく、主にオプションプレミアム収入によって生み出されています。
仕組みは以下の通りです。
・NASDAQ100を保有 ・その上でコールオプション(買う権利)を売る ・その対価としてプレミアム(収益)を受け取る この「オプション料」が分配金の原資です。 さらに563Aの特徴は以下です。 ・毎日(1DTE)オプションを売る ・目標15%になるよう売る量を調整 つまり、 「必要な分だけ売る=上昇余地を残す」設計です。 ただし注意点として、 ・ボラティリティが低いと収益は減る ・下落相場では元本が減る ため、「常に15%が保証されるわけではない」点は理解が必要です。 【ここをタップして表示】
3.【563A】グローバルX NASDAQ100・デイリー・カバード・コール ETFのメリット・デメリット分析
①563Aのメリット
・高い分配金(年率15%目標のインカムゲイン)が期待できる
ATM(アット・ザ・マネー)に近いコール・オプションを売却する戦略により、高水準のオプションプレミアム収入が得られます。
年率15%程度の分配利回りを目指す設計です。
・NASDAQ100の成長恩恵を受けつつボラティリティを抑える(1DTE戦略の強み)
米国の成長株であるNASDAQ100指数に投資するため、長期的な成長が期待できます。
カバードコール戦略により、相場が横ばいまたは緩やかな上昇・下落局面において、現物のみを保有するよりも安定したパフォーマンスを狙えます。
・東証上場・円建てで為替リスクを低減
日本円で取引できるため、為替手数料や為替リスクを低く抑えて米国の高配当戦略に投資できます。
②563Aのデメリット
・大幅な株価上昇時の利益が限定される(キャップ効果)
コール・オプションの売りポジションがあるため、NASDAQ100指数が急騰した場合、その上昇益を享受できず、キャピタルゲインが制限されます。
・下落時のリスクは現物保有と同等レベル
オプションプレミアムで損失を一部相殺できるものの、NASDAQ100指数が大幅に下落した場合は、基準価額が大きく下がるリスクがあります。
・NISA対象外のため課税口座での運用が必要
ヘッジ目的以外でデリバティブを活用しているため、NISA口座では取引できず、分配金や売却益には通常通り約20%の税金がかかります。
③重要な疑問:高配当と株価成長の両取り戦略は本当に成り立つの?
563Aは「100%カバード・コールをしない」という工夫をしているため、2865よりも株価上昇の恩恵を受けられる余地があります。
なぜ2865より値上がりが期待できるのか?
2865(月次)と563A(日次)では、利益の出し方の戦略が根本的に違います。
・2865(従来型):常に資産の100%に対してオプションを売ります。
これにより、株価がいくら上がっても「値上がり益」はほぼゼロになります。
・563A(新しいタイプ):「目標利回り(年15%)」に必要な分だけオプションを売ります。
一例として、オプションの値段が高い(ボラティリティが大きい)時は、資産の50%分だけ売れば目標の15%に届くかもしれません。
すると、残りの50%分は「普通のNASDAQ100」と同じなので、株価が上がればその分しっかり儲かります。
つまり「いいとこ取り」を狙っていると言えます。
わかりやすい比較イメージ(推定)
563Aが連動を目指す指数(Nasdaq-100 Daily Covered Call Target Premium 15% Index)は、目標の利回りを確保しつつ、余った枠で株価上昇も狙うという効率的な設計になっています。
| 比較項目 | 2865(月次カバコ) | 563A(デイリーカバコ) |
|---|---|---|
| 戦略の狙い | 利益のすべてを分配金に回す | 利回り15%を確保し、残りで上昇を狙う |
| 上昇時の値動き | ほぼ横ばい(置いていかれる) | 半分程度の上昇追随が 期待される設計と考えられます |
| 下落時の守り | 分配金の分だけ少しマイルド | 分配金の分だけ少しマイルド |
| 管理の頻度 | 1ヶ月に1回 | 毎日(日次) |
| 分配頻度 | 毎月(年12回) | 毎月(年12回) |
ただし、忘れてはいけない点
「狙える」といっても、「普通のNASDAQ100(2631など)」に比べれば、値上がり益は大幅に制限されます。
あくまで「分配金もガッツリ欲しいけど、少しは株価上昇の夢も見たい」という人向けの、よりテクニカルなバランス調整が行われている商品だと理解するのが正解です。
4.【563A】グローバルX NASDAQ100・デイリー・カバード・コール ETFの口コミ【韓国ETF実績と投資家の反応】
上場承認が発表されたばかり(2026年4月3日)のため、実際の運用実績や投資家による長期的な口コミはまだありません。
現時点の「評判」は、主に公式情報、韓国で先行運用されている類似ETFの実績、ならびにX(旧Twitter)などの投資家コミュニティにおける期待の声に基づくものです。
①韓国先行ETFの実績(参考データ)
563A ETFが投資対象とする韓国ETF(486290)は、2024年6月上場以来、約1年10ヶ月実績があり、年率15%目標をほぼ達成しています。
・分配利回り:直近約15.22%(目標15%をほぼ達成)。
・上昇相場での追随性:2024年8月の反発局面で、NASDAQ100が+5.20%の上昇に対し、本ETFは+5.13%とほぼ同等(カバー率低位の効果)。※Investing.com実績データより
詳細はMirae Asset TIGER ETF公式をご参照ください。
・純資産規模:上場後急成長し、1兆ウォン超(国内最大級のカバード・コールETFに)。
・年初来リターン:一部報道で+15~19%程度(分配込み)と堅調。
投資家からは「15%利回りが現実的」「上昇相場でも値上がり益を享受できる」と評価されており、563Aの「本物度」を裏付ける材料として引用されています。
②投資家コミュニティの口コミ・反応(X中心)
上場承認発表直後(2026年4月3~4日)の投資家反応は、Global X Japan公式X投稿や投資家コミュニティを中心に以下の通りです。
・「インカムもキャピタルも両取りできる最強ETF」「FIREに最適」「大型化け物」との期待が強い。
・既存の2865(月次カバード・コール、利回り約10%)保有者から「売却して563Aに乗り換え検討」「併用が良さそう」との声。
・「90%はQQQ(NASDAQ100)に追従」「値上がり益も狙える」「分配金増加も期待」と、従来型カバコとの差別化を評価。
・一部では「高配当+値上がり両取りは幻想」「NASDAQ100下落時は元本・分配ともに影響大」との冷静な指摘も。
全体として、「高利回り+成長性」を求める層から大きな関心を集めており、野村Webローン担保対象になる可能性も話題になっています。
5.結論:563Aは買い?投資が向いている人・向いていない人
563Aは「NISAが使えない(特定口座のみ)」かつ「上昇益を捨てて分配金に振る」という非常に尖った商品であることを念頭に置いて判断してください。
①向いている人(563Aが武器になる人)
「今すぐ使える現金」を最優先する人
将来の資産形成よりも、毎月の生活費の足しや趣味に使うキャッシュフロー(お小遣い)を最大化したい人。
相場が「横ばい(レンジ)」になると予想する人
ハイテク株が急上昇も急落もしない停滞期に、オプション料(プレミアム)を毎日コツコツ稼ぐ戦略は、通常のインデックス投資よりも高いリターンを生む可能性があります。
自分の判断で「売却」するのが苦手な人
投資信託を自分で切り崩すのは精神的に抵抗がある(または面倒)という人にとって、自動的に年15%目標の現金が振り込まれる仕組みは便利です。
ポートフォリオのアクセント(サテライト運用)として使う人
資産の大部分は堅実なインデックスで持ちつつ、一部で高いインカムを楽しみたいという中・上級者。
②向いていない人(損や後悔をする可能性のある人)
NISA枠をフル活用して「非課税」で運用したい人
563AはNISA対象外のため、利益(分配金)に必ず約20%の税金がかかります。税金を嫌うなら、NISAでNASDAQ100投信を持ち、自分で売却する方が圧倒的に手残りが多いです。
もし「非課税枠での運用」を最優先したいのであれば、563Aに固執せず、NISA枠で購入可能なS&P500やNASDAQ100の投資信託による定期売却も手段の一つとなります。
「複利効果」で資産を最大化したい現役世代
分配金として現金が出ていくため、再投資効率が落ちます。資産を2倍、3倍に増やしたい段階の人には、非効率な商品です。
「NASDAQ100の爆発的な上昇」に期待している人
AIブームなどで株価が急騰しても、563Aは「上昇益の権利」を売っているため、その恩恵を少ししか受けられません。上昇局面では「2631」や「eMAXIS Slim」に大敗します。
元本(基準価額)を減らしたくない人
下落相場では分配金以上に元本が削られるリスクがあります。元本を維持しながら15%もらい続けるのは、相場環境が相当良くない限り困難です。
6.よくある質問(FAQ)
Q1.563A ETFはなぜ2865より信託報酬が安いのですか?日次のコールオプションだとコストが高そうだが。
A:ご指摘の通り、563Aの方が運用に手間がかかりそうに見えますが、コスト(信託報酬)は2865の半分以下と非常に安く設定されています。 この逆転現象が起きている主な理由は、「運用の仕組み(中身)」の違いにあります。 ・効率化:海外の巨大な既存ファンドを「中継」して運用しているから。 ・競争:最新の低コスト競争に勝つための「戦略的な価格設定」だから。 ・自動化:日次取引をシステムで高速処理し、管理コストを抑えているから。 ・2865:日本の運用会社が、自分たちでNASDAQ100の株を買い、自分たちでオプション取引を直接行います(直接運用)。 そのため、国内での管理・運用コストがそのまま反映されます。 ・563A:すでに韓国などで運用されている大規模なETF(TIGER US NASDAQ100 Target Daily Covered Callなど)を買い付ける「ファンド・オブ・ファンズ」形式を採用しています。 大規模な既存ファンドを利用することで、日本国内での実質的な運用手間を省き、コストを抑えています。 ・背景:近年、米国や韓国で「デイリー・カバードコール」や「0DTE(超短期オプション)」を活用した、より低コストで高効率なETFが次々と登場し、人気を集めています。 ・戦略:2865(年0.6275%)は数年前の「高配当ETFブーム」初期の設定ですが、563Aは最新のトレンドに合わせた「後発・戦略的銘柄」です。 既存のライバル商品や海外の低コストETFに流れる投資家を繋ぎ止めるため、最初から極限までコストを下げて上場させています。 詳細はGlobal X Japan公式サイトおよび上場承認資料をご確認ください。 ・手間について:毎日売買するのは大変そうに見えますが、現在はアルゴリズムによるシステムトレード(自動売買)が主流です。 特に「デイリー」戦略は機械的なルール(ターゲット15%)に基づいて行われるため、人間のファンドマネージャーが毎月判断を下すよりも、システム的に処理しやすく、結果として管理コストを圧縮できる側面もあります。 【ここをタップして表示】
まとめ:なぜ563Aは安いのか?
①563Aは「他国のETF」を買い付ける形式だから
②ライバル商品(競争)を意識した戦略的値付け
③オプション取引の「自動化」と「効率化」
Q2.NASDAQ100投資信託の年15%定率売却※と563A ETFはどちらが儲かりますか?
※年15%=月1.25%定率取り崩し
A:相場が「上昇」するならNASDAQ100の定率取り崩し、「停滞」するなら563Aの勝率が高いです。 一般的には、上昇相場なら「投資信託の取り崩し」、停滞・レンジ相場なら「563A(カバード・コール)」の方がトータルリターン(評価額+受け取り現金)で有利になる傾向があります。 それぞれのメリット・デメリットを整理しました。 ・上昇相場に強い: NASDAQ100が年15%以上値上がりすれば、資産を減らさずに現金を受け取れます。過去10年の平均リターンは約15%を超えているため、この期間なら資産は維持または増加していました。 ・効率性が高い: オプション取引のような複雑なコストがかからず、指数の成長を100%享受できます。 ・弱点: 下落相場では「安い時に売る」ことになり、資産の回復が非常に難しくなります。 ・停滞・レンジ相場に強い: 株価が横ばいでも、オプション料(プレミアム)を毎日稼ぐため、15%近い分配金を出せる可能性があります。投資信託なら資産が削られるだけの場面で、分配金分だけプラスになります。 ・上昇相場の取りこぼし: 指数が爆上げしても、563Aは「値上がり益の権利」を売っているため、上昇分をすべては取れません。 ・トータルリターンの考え方: 563Aは「株価の上昇(キャピタル)」をあえて制限し、それを「現金(インカム)」に変換する設計です。そのため、株価が右肩上がりの局面では、投資信託を自分で売るほうがトータルでは増えやすいです。 上記のように見ると、563Aがバランス型であることが見て取れます。 年15%という分配目標が上手く機能するかどうかが563Aのキーポイントとなるでしょう。 結論はシンプルです。 ・安定した高配当重視 → 2865 ・配当+値上がりのバランス → 563A 特に以下で判断できます。 ・「相場は横ばい」→563A有利 ・「爆上げ期待」→NASDAQ100投信 ・「とにかく配当」→2865 つまり563Aは「中間型」です。 【ここをタップして表示】
①NASDAQ100投資信託を年15%(月1.25%)取り崩す場合
②563A(デイリー・カバード・コールETF)の場合
相場局面
比較項目
NASDAQ100投信
(年15%定率取り崩し)563A
(デイリー・カバコ)2865
(月次・カバコ)
継続的な上昇
値上がり益
◎ 最強
(制限なし)○ 良好
△ ほぼなし
現金収入
◎ 増大
(元本増に比例)○ 15%目標
○ 高水準
微増局面
値上がり益
○ 良好
△ 横ばい
× 停滞
現金収入
△ 過少
(元本増が鈍い)○ 15%目標
◎ 最強
(安定)
停滞・下落
値動き
× 大幅下落
△ 若干耐性
△ 若干耐性
現金収入
× 減少
(元本減に比例)○ 15%目標
◎ 高維持
(ボラ増に強い)③結論:563Aと2865はどっちを選ぶべき?
Q3.563A ETFはNISA口座で買えますか?
A:リスクヘッジの目的以外でデリバティブを活用しているため、NISAの対象になりません。 【ここをタップして表示】
Q4.563A ETFの利回り15%は将来も維持されますか?
A:保証されているわけではありません。利回りは以下の状況に依存します。 ・市場のボラティリティ ・オプションプレミアムの水準 ・相場環境 特に低ボラティリティ環境では、15%に届かない可能性があります。 【ここをタップして表示】
Q5.563A ETFは長期投資に向いていますか?
A:資産最大化目的の長期投資には不向きです。理由は以下の通りです。 ・分配で複利が効きにくい ・上昇益が制限される 一方で、 ・キャッシュフロー重視 ・セミリタイア には適しています。 【ここをタップして表示】
7.おわりに:563Aはインカム投資家の新たな武器となるか

いよいよ国内上場を果たす563Aは、これまでの月次カバードコール戦略が抱えていた弱点にメスを入れた、非常に野心的な商品と言えます。
低コストで毎日オプションを運用し、インカムとキャピタルの良いとこ取りを狙うという設計は、インカム投資家にとって魅力的な選択肢になるはずです。
一方で、NISA口座で運用できない点や、急激な上昇相場ではNASDAQ100本来の爆発力に及ばないというデメリットも明確に存在します。
万人に適した魔法の金融商品ではありませんが、相場が停滞する局面や、日々の生活を豊かにするためのキャッシュフローを重視する方にとっては、ポートフォリオの強力な武器になり得ます。
まずは上場後の値動きや実際の分配金利回りがどのような水準で推移するのか、じっくりと観察していく価値は十分にあります。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
※投資は自己責任でお願いいたします。本記事は特定の銘柄や投資手法を推奨するものではなく、公開時点(2026年4月4日現在)の情報に基づく一般的な解説です。
最新の情報はGlobal X Japan公式サイトにてご確認ください。
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主な参考資料
Global X Japan HP
https://globalxetfs.co.jp/index.html
Global X Japan公式プレスリリース(2026年4月3日)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000073.000137367.html
東証マネ部:563A紹介ページ
https://money-bu-jpx.com/news/article068044/
JPX新規上場承認資料
https://www.jpx.co.jp/news/1070/20260403.html
PRTIMES:563A
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000073.000137367.html
韓国ETF実績:Mirae Asset TIGER 486290
https://investments.miraeasset.com/tigeretf/en/product/search/detail/index.do?ksdFund=KR7486290000
記事公開日:2026年4月4日公開(最新情報:2026年4月4日時点)