
1.はじめに:強迫観念から入浴していた私
現在、私は朝晩2回入浴しています。
でも正直、「お風呂が面倒で入れない」という気持ちも痛いほど分かります。
私が入浴する理由は主に、
- 清潔感の維持
- ヘルスケア&メンタルケア
- 朝は身体を温めて活動しやすくする
などが挙げられます。
今ではどれも重視していますが、うつ病の症状が重かったころは、「他者に不快感を与えないか不安」であり、強迫観念によって入浴していたと記憶しています。
「汗の匂いで嫌われたらどうしよう」
「清潔にしていない自分は社会人失格なんじゃないか」
そんな不安が頭から離れず、入浴が義務になっていました。
そんな私ですが、本日ふと朝風呂入浴中に、気持ちが軽くなったような感覚がありました。
「入浴って、そのあとの時間を素敵に過ごすための準備なのでは?」
この記事では、入浴習慣の一般的な概念と私の気持ちの変化について綴りたいと思います。
2.かつての欧米と日本の入浴習慣の違い
実はこの「入浴の捉え方」の違いは、国や生活文化によって傾向が分かれることがあります。
私は昔、海外ドラマを見て「欧米の人って朝シャワーで済ませてるんだ...」と驚いたことがあります。
自分の強迫的な入浴習慣と比べて、なんだか新鮮でした。
現在は多様なライフスタイルがありますが、一般的には、生活スタイルの違いとして下記のように語られることがあります。
①欧米の入浴習慣
- 入浴よりもシャワーがメイン
- 夜よりも朝の方が多い
- 目的は他人と会う前のエチケット
②日本の入浴習慣
- シャワーよりも入浴がメイン
- 朝よりも夜の方が多い
- 目的は汚れを寝具につけたくないなど
③日欧比較一覧
| 項目 | 欧米の入浴習慣 | 日本の入浴習慣 |
|---|---|---|
| スタイル | 入浴よりもシャワーがメイン | シャワーよりも入浴がメイン |
| 時間帯 | 夜よりも朝の方が多い | 朝よりも夜の方が多い |
| 主な目的 | 他人と会う前のエチケット | 汚れを寝具につけたくないなど |
3.他者への配慮から自身のケアへ
発達障害を抱えていると、入浴のような日常のことさえ「やらなければならないタスク」に変わってしまうことがあります。
だからこそ、それが「自分を整える時間」に変わったことは、私にとって小さくない出来事でした。
冒頭でもお話しした通り、かつての私は他者への配慮から入浴をしていました。
しかし本日ふと気づきました。
湯気の中でぼんやり呼吸をしていると、
いつもより肩の力が抜けていることに気づきました。
ただ義務を果たしているのではなく、体調が整っていくのを感じました。
ならばこの入浴は、その後の時間を素敵に過ごすための前準備かもしれない、と。
朝風呂なら、その日の活動をスッキリスタートさせるための「スイッチ」。
夜風呂なら、一日の緊張を解きほぐし、深い眠りへと導く「リセットボタン」。
私にとって入浴とは、他人のためではなく、私がより良く生きるための習慣なのだと気付いた瞬間でした。
今までの私は「他人に嫌われないために」入浴していた。
これからは「自分が心地よく生きるために」入浴できるかもしれない。
「面倒なタスク」が「自分へのギフト」に変わったといえます。
これは発達障害を抱える私にとって、面倒ごとが、少しだけ価値あるものに変わった気がしています。
4.おわりに:入浴は素敵な時間を過ごすための前準備
もちろんシャワーや入浴がエチケットであることは言うまでもありません。
しかし他者への過剰な配慮から強迫観念にまで至っていた私は、ようやく少しだけバランスを整えることが出来ました。
私と向き合うことと他者への配慮、いずれも社会で生きる上では大切です。
これからも少しずつ整えていきたいと思います。
あなたがもし「入浴が面倒...」と感じているなら、
一度だけでいいので「これは自分のための時間だ」と心の中でつぶやいてみると、少しだけ過ごしやすい世界が見えてくるかもしれません。
もちろん、湯船じゃなくシャワーだけの日があってもいいと思います。
完璧じゃなくても、自分を整える時間は作れます。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました🐻
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