
1.導入:円高進行と保有銘柄の不調による資産減少
昨日の米国市場は指数こそ良好だったものの、私にとっては厳しい一日となりました。急速に進む円高、そして保有銘柄の明暗。資産減少という現実を前に、いま一度、自分が信じて投資している「AI業界」の現在地を整理してみたいと思います。
2. 昨日の米国市場:継続する円高と安定傾向の株高

米国市場全体を見れば、主要指数はプラス圏で推移しました。
- ダウ平均:+0.64%
- ナスダック:+0.43%
- S&P500:+0.50%
- NASDAQ100:+0.42%
指数は底堅さを見せましたが、為替の影響が重くのしかかっています。少し前まで159円近くまで進んでいた円安が、わずか数日で154円台へ。この3〜4%の円高進行は、資産額にダイレクトに響いています。
3. 私の投資運用成績:さようなら総資産1,500万円

現在の私の運用状況は以下の通りです。
- 資産合計:14,757,083円
- 前日比:-55,106円(-0.37%)
指数は上がったものの、私のポートフォリオは下落。まさに「お話することがあまりない」ような展開ですが、その中で唯一の光となったのがブロードコム(AVGO)でした。

4. 銘柄レース:AVGOの単独勝利

昨日の保有銘柄の動きを振り返ります。
- ブロードコム (Broadcom Inc. / AVGO):+1.52%(+$4.85)
唯一奮闘してくれました。AI関連のASIC需要に加え、TSMCとの連携強化がポジティブに評価されていると見られています。主要半導体銘柄の中でも、相対的に強いパフォーマンスが際立っています。 - テスラ (Tesla, Inc. / TSLA):-3.09%(-$13.86)
一方でテスラは厳しい下げとなりました。 - エヌビディア (NVIDIA Corporation / NVDA):-0.65%(-$1.21)
- パランティア・テクノロジーズ (Palantir Technologies Inc. / PLTR):-1.26%(-$2.13)
- 台湾積体電路製造 (Taiwan Semiconductor Manufacturing Company Limited / TSM):-0.63%(-$2.11)
【セクション概要】:AVGO、TSLA、NVDA、PLTR、TSMCなど主要ハイテク銘柄の個別パフォーマンスと、半導体セクターのASIC需要に関する市場評価を解説します。
5. AI業界の現在地:2026年1月の動向
資産が減少している時こそ、目先の数字から離れて「遠く」を眺めることが必要です。私の関心は、やはりAI業界の今後。2026年に入り、業界は「ハイプ(過熱した期待)」から「実用化・実務適用」への大きな転換期を迎えています。
①エージェント型AI(Agentic AI)の現実化
デモ段階は終わり、2026年は日常業務への本格導入が進む年になると見ています。
②コンパクト・専門特化モデルの台頭
単なる「大きさ」を競う時代から、効率的でタスクに特化した小型モデルへのシフトが顕著です。
③物理世界対応AI(Physical AI / World Models)の加速
ロボティクスや自動運転の分野で、AIが物理世界を理解し対応する動きが加速しています。
④エネルギー・インフラ・規制の課題
電力消費が大きなボトルネックとなり、Metaが原子力企業と最大6.6GWの契約を締結するなど、エネルギー確保が勝負の分かれ目となっています。
「スケーリング(規模)競争のピークアウト」と「実務価値創出への本格シフト」が同時進行しているのが、2026年1月の印象です。
おわりに:不調の時は遠くを眺めよう
エネルギー問題やインフラ確保など課題は山積みですが、これらが解決に向かい、実用化が収益拡大に結びつくことを願うばかりです。
資産減少時は少し遠くを眺めつつ。
今日もまた、Just Keep Watchingです。