目次
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1. はじめに
「静寂の中に積み上がる数字だけが、明日を拒絶しない唯一の根拠となる。」
2026年4月17日、画面に映し出された総資産は16,270,928円。アプリの表示上は乱れがありましたが、計算上、前日から57,092円(0.35%)の積み増しとなりました。
昨晩の米国市場は、主要指数が揃ってプラス圏で引ける堅調な展開でした。
特筆すべきは、ナスダック総合指数が12連騰を記録したことです。これは実に17年ぶりとなる歴史的な強気相場であり、エヌビディアを筆頭とした半導体株の急騰がその原動力となっています。市場全体がかつてない熱狂に包まれる中、私はその濁流の端に身を置き、ただ数字の推移を眺めています。
私のポートフォリオもその恩恵を預かっています。半導体指数(SOX)が+0.97%と強さを見せる一方で、製造の要であるTSMC(TSM)が-3%を超える下落を見せ、資産の伸びを一部相殺しました。
為替は159.15円付近。一段と進んだ円安がクッションとなり、ドル建てでの一部銘柄の下落を和らげてくれています。世界がどのような喧騒の中にあったとしても、この1,627万円という数字を握りしめ、今日もまた一日、この場所で生存を繋ぎ止めます。
2. 米国市場の概況
| 指標名 | 値 | 騰落率 |
|---|---|---|
| ダウ平均 | 48,578.54 | +0.24% |
| S&P500 | 7,041.09 | +0.26% |
| NASDAQ100 | 26,333.00 | +0.49% |
| SOX指数 (半導体) | 9,329.34 | +0.97% |
| ドル円 (USD/JPY) | 159.158 | +0.10% |
昨晩の市場は、昨日の勢いを引き継ぐ地固めのような上昇を見せました。ナスダック100は26,300ドル台を回復し、AIインフラへの投資意欲が依然として根強いことを証明しています。
しかし、個別銘柄に目を向ければ、明暗が分かれています。半導体セクター内でも、設計側のブロードコム(AVGO)が買われる一方で、TSMCが売られるなど、市場の選別は一段と厳しさを増しているようです。
159円を超える円安水準は、生活者としての私には重くのしかかりますが、投資家としての私にとっては皮肉にも強力な盾となっています。この歪な構造の恩恵を受けながら、私は辛うじてこの社会の端に踏みとどまっています。
昨日の急騰を見せたテスラ(TSLA)は-0.69%と小幅な調整となりましたが、パランティア(PLTR)は+0.43%と堅調を維持。熱狂が去った後の静かな相場の中でも、AI関連銘柄への期待は灯り続けています。
3. 運用成績の詳細
前日比:+57,092円 (+0.35%)
総資産は1,627万円。前日比でプラスという結果は、たとえ数万円の増加であっても、私にとっては生存の猶予が僅かに伸びたことを意味します。余剰資金もなく、買い増しも叶わないこの状況下で、選んだ銘柄たちが自律的に動いてくれることだけが救いです。
また、今回「預り金等」が0円となりましたが、銀行預金への移動(生活費)のためです。
| 銘柄・資産名 | 評価額 | 前日比(騰落率) |
|---|---|---|
| エヌビディア (NVDA) | 6,503,702円 | +0.07% |
| ブロードコム (AVGO) | 3,424,921円 | +0.77% |
| iDeCo | 2,510,661円 | - |
| 楽天・プラス・S&P500 | 1,554,809円 | +0.74% |
| パランティア (PLTR) | 522,631円 | +0.76% |
| iFreeNEXT FANG+ | 415,432円 | +1.83% |
| 台湾セミコンダクター (TSM) | 404,762円 | -2.82% |
| テスラ (TSLA) | 371,407円 | -0.44% |
| 銀行預金 | 265,324円 | 0.0% |
| グラナイト・2倍NVDA | 207,618円 | -0.27% |
| 楽天・プラス・NAS100 | 89,659円 | +1.34% |
| 預り金等 | 0円 | -100% |
4. T-Kumaの銘柄レース(ドル建てベース)
| 順位 | 銘柄名 | 騰落率(ドル建て) |
|---|---|---|
| 1位 | ブロードコム (AVGO) | +0.44% |
| 2位 | パランティア (PLTR) | +0.43% |
| 3位 | エヌビディア (NVDA) | -0.27% |
| 4位 | テスラ (TSLA) | -0.69% |
| 5位 | 台湾積体電路製造 (TSM) | -3.11% |
今夜、ポートフォリオに重圧をかけたのはTSMC(TSM)でした。
ドル建てで-3.11%という下落は、市場全体の好調さとは乖離した動きです。製造セクターを取り巻く一部の慎重な見通しが、期待先行で買われていた銘柄に冷や水を浴びせたのかもしれません。AIの「頭脳」を設計する側と、それを「形」にする側の間で、一時的な評価のズレが生じています。
なお、本日発表されたTSMCの第1四半期決算は、売上高が市場予想を上回る強い内容となり、通期売上成長率を30%超へ上方修正するなど、AI需要の極めて堅調な状況を改めて示しました。
しかしながら、ガイダンスに含まれる慎重な表現や、今後の設備投資拡大に伴うコスト懸念、加えて現在の株価評価水準の高さが投資家の慎重姿勢を誘い、結果として株価に調整圧力が加わったものと見られます。
一方で、ブロードコム(AVGO / +0.44%)やパランティア(PLTR / +0.43%)がプラス圏に踏みとどまったことは、ポートフォリオの底堅さを示しています。
資産が変動するということは、私の「生存の期限」が絶えず市場によって試されていることを意味します。発達障害とうつ病を抱え、通常の就労が困難な私にとって、この投資というシステムだけが、誰にも依存せずに自立を模索できる唯一の手段です。
5. おわりに
総資産1,627万円。昨日よりも少しだけ積み上がった私自身。しかし、これが実体のない数字に過ぎないことを、私は誰よりも理解しています。
増えれば僅かな希望を抱き、減れば静かな絶望に沈む。そんな感情の波に呑み込まれないよう、私はただ淡々と、このデジタルな数字を事実として受け入れます。市場が与える恩恵を享受しながら、同時にその冷酷さにも備え続ける。
私が選んだ銘柄たちが、私の代わりに世界と戦ってくれている。その戦果の端切れを拾い集めることで、私は今日という一日をどうにかやり過ごし、明日への橋を架けています。
この冷徹な数字の積み重ねだけが、私がここに存在する証です。
今日もまた、部屋の片隅で画面を見つめ、静かに夜が明けるのを待ちます。
生き延びるために。ただそれだけのために。
だから今日も、Just Keep Watching。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。🐻
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