
2007年発売の初代iPhoneから2026年最新のiPhone 17eまで、全52機種の発売日・価格・画面サイズ・チップ・バッテリー性能を一覧表にまとめました。
「iPhoneって、結局どれを買っても同じに見える?」
「最新iPhone 17eは10万円以下で買える?」「初代の電池持ちはどれくらい?」「18年でどれだけ進化した?」そんな疑問に答えるため、全52モデルのスペックと価格を1枚の表にまとめました。
Androidを愛用している私にとって、正直なところiPhoneの新型発表はどこか遠い国の出来事のように感じていました。自由度の高いカスタマイズ性や、各メーカーが競う多種多様なハードウェアの個性に魅力を感じている身からすれば、Appleの「統制された進化」は少し退屈に映っていたのです。
しかし、2026年3月。新たに登場した『iPhone 17e』。このモデルの登場をきっかけに、2007年の初代から現在に至るまでの全モデルを一つの表に整理してみたところ、そこには単なる「スペックアップ」では片付けられない、Appleの執念とも言える18年間の変遷が見えてきました。
「かつては4GBしかなかったストレージが、なぜ256GBになったのか?」
「なぜビデオ再生時間が3倍以上に伸びたのか?」
この記事では、作成した比較一覧表をもとに、iPhoneの18年間の進化をAndroidユーザー視点で客観的に分析します。買い替え検討中の方や、スマホ史に興味のある方におすすめです。ぜひこの「数字の変遷」を楽しんでみてください。
iPhone 全モデル 比較一覧表(2007-2026)
「iPhone 歴代 一覧」「iPhone 全機種 比較」「iPhone 価格 推移」などを調べている方は、この表をご活用ください。
※表が長いため、横にスクロールしてご覧ください。特に2026年最新の「17e」と、2007年の「初代」を比較すると、18年間の恐ろしいほどの進化(と価格上昇)がひと目でわかります。
| 発売日 | モデル | 米国発売価格 | 日本発売価格 | 画面サイズ | チップ | 主なカメラ | ビデオ再生時間 | 主な特徴 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2007年6月29日 | iPhone (初代) | $499 (4GB) | 日本未発売 | 3.5インチ | Samsung S5L8900 | 2MP リア | 約8時間 | タッチ操作革命 |
| 2008年7月11日 | iPhone 3G | $199 (8GB, 契約時) | 23,040円 | 3.5インチ | Samsung S5L8900 | 2MP リア | 約7時間 | 3G対応、App Store登場 |
| 2009年6月26日 | iPhone 3GS | $199 (16GB, 契約時) | 69,120円 | 3.5インチ | Samsung S5PC100 | 3MP リア、ビデオ | 約9時間 | 高速化、「S」= Speed |
| 2010年6月24日 | iPhone 4 | $599 (SIMフリー) | 46,080円 | 3.5インチ Retina | A4 | 5MP リア + 前面 | 約10時間 | Retina、ガラスデザイン |
| 2011年10月14日 | iPhone 4S | $649 (SIMフリー) | 約46,080円 | 3.5インチ Retina | A5 | 8MP リア | 約14時間 | Siri初搭載 |
| 2012年9月21日 | iPhone 5 | $649 (SIMフリー) | 約61,680円 | 4.0インチ | A6 | 8MP リア | 約10時間 | 4インチ化、Lightning |
| 2013年9月20日 | iPhone 5c | $549 (SIMフリー) | 約42,800円 | 4.0インチ | A6 | 8MP | 約10時間 | カラーバリエーション |
| 2013年9月20日 | iPhone 5s | $649 (SIMフリー) | 約73,440円 | 4.0インチ | A7 | 8MP | 約10時間 | Touch ID初搭載 |
| 2014年9月19日 | iPhone 6 | $649 (SIMフリー) | 約86,184円 | 4.7インチ | A8 | 8MP | 約11時間 | 大型化開始 |
| 2014年9月19日 | iPhone 6 Plus | $749 (SIMフリー) | 約100,224円 | 5.5インチ | A8 | 8MP | 約14時間 | Plus初登場、光学手ブレ |
| 2015年9月25日 | iPhone 6s | $649 (SIMフリー) | 約86,184円 | 4.7インチ | A9 | 12MP | 約11時間 | 3D Touch、Live Photos |
| 2015年9月25日 | iPhone 6s Plus | $749 (SIMフリー) | 約100,224円 | 5.5インチ | A9 | 12MP デュアル | 約14時間 | 光学手ブレ補正強化 |
| 2016年3月31日 | iPhone SE (第1世代) | $399 | 約52,800円 | 4.0インチ | A9 | 12MP | 約13時間 | 小型高性能モデル |
| 2016年9月16日 | iPhone 7 | $649 (32GB) | 約72,800円 | 4.7インチ | A10 Fusion | 12MP | 約13時間 | 防水、ジャック廃止 |
| 2016年9月16日 | iPhone 7 Plus | $769 (32GB) | 約85,800円 | 5.5インチ | A10 Fusion | 12MP デュアル | 約14時間 | ポートレートモード |
| 2017年9月22日 | iPhone 8 | $699 (64GB) | 約78,800円 | 4.7インチ | A11 Bionic | 12MP | 約14時間 | ワイヤレス充電 |
| 2017年9月22日 | iPhone 8 Plus | $799 (64GB) | 約89,800円 | 5.5インチ | A11 Bionic | 12MP デュアル | 約21時間 | ポートレート照明 |
| 2017年11月3日 | iPhone X | $999 (64GB) | 112,800円 | 5.8インチ OLED | A11 Bionic | 12MP デュアル | 約13時間 | Face ID、ノッチデザイン |
| 2018年9月21日 | iPhone XS | $999 (64GB) | 112,800円 | 5.8インチ OLED | A12 Bionic | 12MP デュアル | 約14時間 | デュアルSIM |
| 2018年9月21日 | iPhone XS Max | $1,099 (64GB) | 124,800円 | 6.5インチ OLED | A12 Bionic | 12MP デュアル | 約15時間 | 最大画面サイズ |
| 2018年10月26日 | iPhone XR | $749 (64GB) | 84,800円 | 6.1インチ LCD | A12 Bionic | 12MP | 約16時間 | カラーバリエーション多数 |
| 2019年9月20日 | iPhone 11 | $699 (64GB) | 74,800円 | 6.1インチ | A13 Bionic | 12MP デュアル | 約17時間 | ナイトモード |
| 2019年9月20日 | iPhone 11 Pro | $999 (64GB) | 106,800円 | 5.8インチ | A13 Bionic | 12MP トリプル | 約18時間 | スーパーレティナXDR |
| 2019年9月20日 | iPhone 11 Pro Max | $1,099 (64GB) | 119,800円 | 6.5インチ | A13 Bionic | 12MP トリプル | 約20時間 | 最大バッテリー |
| 2020年4月24日 | iPhone SE (第2世代) | $399 (64GB) | 44,800円 | 4.7インチ | A13 Bionic | 12MP | 約13時間 | 廉価小型モデル |
| 2020年10月23日 | iPhone 12 mini | $699 (64GB) | 86,800円 | 5.4インチ | A14 Bionic | 12MP デュアル | 約15時間 | 小型5G |
| 2020年10月23日 | iPhone 12 | $799 (64GB) | 98,800円 | 6.1インチ | A14 Bionic | 12MP デュアル | 約17時間 | 5G、MagSafe、OLED |
| 2020年10月23日 | iPhone 12 Pro | $999 (128GB) | 117,800円 | 6.1インチ | A14 Bionic | 12MP トリプル + LiDAR | 約17時間 | プロカメラ |
| 2020年11月13日 | iPhone 12 Pro Max | $1,099 (128GB) | 129,800円 | 6.7インチ | A14 Bionic | 12MP トリプル + LiDAR | 約20時間 | 最大センサー |
| 2021年9月24日 | iPhone 13 mini | $699 (128GB) | 86,800円 | 5.4インチ | A15 Bionic | 12MP デュアル | 約17時間 | バッテリー向上 |
| 2021年9月24日 | iPhone 13 | $799 (128GB) | 98,800円 | 6.1インチ | A15 Bionic | 12MP デュアル | 約19時間 | シネマティックモード |
| 2021年9月24日 | iPhone 13 Pro | $999 (128GB) | 122,800円 | 6.1インチ | A15 Bionic | 12MP トリプル | 約22時間 | ProMotion 120Hz |
| 2021年9月24日 | iPhone 13 Pro Max | $1,099 (128GB) | 134,800円 | 6.7インチ | A15 Bionic | 12MP トリプル | 約28時間 | 最大バッテリー |
| 2022年3月18日 | iPhone SE (第3世代) | $429 (64GB) | 57,800円 | 4.7インチ | A15 Bionic | 12MP | 約15時間 | 5G対応SE |
| 2022年9月16日 | iPhone 14 | $799 (128GB) | 119,800円 | 6.1インチ | A15 Bionic | 12MP デュアル | 約20時間 | 緊急SOS衛星 |
| 2022年10月7日 | iPhone 14 Plus | $899 (128GB) | 134,800円 | 6.7インチ | A15 Bionic | 12MP デュアル | 約26時間 | 大画面標準モデル |
| 2022年9月16日 | iPhone 14 Pro | $999 (128GB) | 149,800円 | 6.1インチ | A16 Bionic | 48MPメイン | 約23時間 | Dynamic Island |
| 2022年9月16日 | iPhone 14 Pro Max | $1,099 (128GB) | 164,800円 | 6.7インチ | A16 Bionic | 48MPメイン | 約29時間 | 最大Proモデル |
| 2023年9月22日 | iPhone 15 | $799 (128GB) | 124,800円 | 6.1インチ | A16 Bionic | 48MPメイン | 約20時間 | USB-C |
| 2023年9月22日 | iPhone 15 Plus | $899 (128GB) | 139,800円 | 6.7インチ | A16 Bionic | 48MPメイン | 約26時間 | 大画面標準 |
| 2023年9月22日 | iPhone 15 Pro | $999 (128GB) | 159,800円 | 6.1インチ | A17 Pro | 48MPメイン | 約23時間 | チタニウムフレーム |
| 2023年9月22日 | iPhone 15 Pro Max | $1,199 (256GB) | 189,800円 | 6.7インチ | A17 Pro | 48MPメイン + 5x望遠 | 約29時間 | 最高性能 |
| 2024年9月20日 | iPhone 16 | $799 (128GB) | 124,800円 | 6.1インチ | A18 | 48MP Fusion | 約22時間 | Camera Control |
| 2024年9月20日 | iPhone 16 Plus | $899 (128GB) | 139,800円 | 6.7インチ | A18 | 48MP Fusion | 約27時間 | 大画面標準 |
| 2024年9月20日 | iPhone 16 Pro | $999 (128GB) | 159,800円 | 6.3インチ | A18 Pro | 48MP Fusion | 約27時間 | Apple Intelligence強化 |
| 2024年9月20日 | iPhone 16 Pro Max | $1,199 (256GB) | 189,800円 | 6.9インチ | A18 Pro | 48MP Fusion + 進化 | 約33時間 | 最高スペック |
| 2025年2月28日 | iPhone 16e | $599 (128GB) | 99,800円 | 6.1インチ | A18 | 48MP | 約20時間 | エントリー、C1モデム |
| 2025年9月19日 | iPhone 17 | $799 (256GB) | 129,800円 | 6.3インチ | A19 | 48MP Fusion | 約30時間 | 標準モデル進化 |
| 2025年9月19日 | iPhone Air | $999 (256GB) | 159,800円 | 6.5インチ | A19 | 48MP | 約27時間 | 超薄型デザイン |
| 2025年9月19日 | iPhone 17 Pro | $1,099 (256GB) | 179,800円 | 6.3インチ | A19 Pro | 48MP Fusion + 進化 | 約33時間 | プロ強化 |
| 2025年9月19日 | iPhone 17 Pro Max | $1,199 (256GB) | 194,800円 | 6.9インチ | A19 Pro | 48MP Fusion + 進化 | 約39時間 | 最高性能 |
| 2026年3月11日 | iPhone 17e | $599 (256GB) | 99,800円(256GB) | 6.1インチ OLED | A19 | 48MP Fusion | 約26時間 | 256GBスタート、Apple C1Xモデム、MagSafe、新色ソフトピンク |
注記:
- 米国価格は発売時のApple Store SIMフリー定価(税抜)を基準。2007〜2013年頃のモデルはキャリア契約時価格($199など)が主流だったため、参考値として併記。
- 日本価格は発売時のApple Store税込定価。為替の影響を強く受けています。
- ビデオ再生時間はApple公称値(ローカル再生基準)。ストリーミング再生時は通常2〜8時間短縮されます。
表から読み解く、iPhone 18年間の劇的変化
1. 画面サイズの変遷:3.5インチから6.9インチの戦場へ
初代からiPhone 4Sまで、Appleは「3.5インチ」というサイズを頑なに守り続けてきました。ジョブズ氏が掲げた「片手で操作できる理想のサイズ」です。しかし、表を見るとiPhone 5での4インチ化を皮切りに、大型化の波が一気に押し寄せています。今やPro Maxは6.9インチ。もはや初代の2倍近い面積を誇ります。この変遷は、スマホが「電話」から「コンテンツ消費デバイス」へと完全に変質した歴史を物語っています。
2. ストレージの「インフレ」:4GBはどこへ消えた?
初代の最安モデルはわずか4GBでした。当時は音楽と数枚の写真を保存すれば十分だったのかもしれません。しかし、最新の17eはエントリー機でありながら「256GB」からスタートしています。実質的に容量は64倍になりました。4Kビデオ撮影や高精細なゲーム、そしてAI処理……。ソフトウェアが求める要求に、Appleがようやく「容量の余裕」で応え始めたのがこの17eの世代と言えるでしょう。
3. バッテリーの進化:ビデオ再生「8時間」から「39時間」へ
最も驚くべきはバッテリー持ちの進化です。初代はビデオ再生わずか8時間。新幹線で東京ー福岡を往復すれば切れてしまうレベルでした。それが最新の17 Pro Maxでは39時間、エントリーの17eですら26時間を叩き出しています。これは単に電池が大きくなっただけでなく、自社製チップ(Aシリーズ)がいかに省電力効率を極めてきたかの証明です。Androidユーザーから見ても、この「ワットパフォーマンス」の高さは驚異的です。
結論:iPhone 17eは「最強のサブ機」か「メイン機」か
最新のiPhone 17eを詳しく見ると、最新のA19チップを積みながら、価格を10万円以下に抑えています(日本の現在の為替状況を考えれば、健闘している数字です)。
iPhoneの歴史を振り返ると、かつては「高嶺の花」だった高性能が、今やエントリーモデルにまで等しく行き渡る時代になりました。Androidをメインに使いつつ、Appleのエコシステムや安定したリセールバリューを享受するための「入り口」として、この17eは歴代でも屈指のバランスを持ったモデルと言えるかもしれません。
2026年現在の視点:iPhoneのエントリーモデルはまだ手が届きやすいか!?
2007年頃の為替(1ドル≈120円)と比較すると、2026年現在(1ドル≈157円前後)で約30%の円安影響を受けています。加えてiPhone 17eが99,800円スタートとなったことは、エントリーモデルとして健闘している一方で、以前のSEシリーズ(例: 第3世代約57,800円)と比べると値上がり感があります。一方でAndroidエントリー機は2〜4万円台が充実しており、選択肢の多さが魅力です。
物価高と為替の壁:6万円のiPhoneはもう夢なのか
かつて5万円台で買えたiPhoneは、いまや10万円が当たり前になりました。
一方でAndroidスマートフォンは、エントリーモデルなら2万円台からリリースされており、その時の経済状況に合わせた柔軟な選択肢があるように思えます。せめてiPhoneにも6万円程度のエントリーモデルがあれば、私の金銭感覚でも選択肢にも入るのでしょうが、昨今のインフレ下において、その見込みは厳しいでしょう。
残念ながら、私の世界とiPhoneが交わることは、今後無いのかもしれません。とはいえ、iPhone 17eのようなエントリーモデルが登場したことで、Appleエコシステムへの入り口は広がっています。将来の為替動向やセール次第では、再び選択肢に入る可能性もあります。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました🐻
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