警戒している言葉:「自分に嘘をつく」と人生は静かに壊れていく

自分に嘘をつくことの怖さ|自己欺瞞を名言から考える お題「嫌いな言葉、警戒している言葉」

1.導入:無意識の嘘の恐ろしさ

なぜか心がモヤモヤする、自分の選択に自信が持てない……。

そんな時、実は私たちは、誰でもない『自分自身』に嘘をついているのかもしれません。

「自分自身につく嘘」、私の心の中に残っている警戒ワードです。

自分自身に嘘を付くというと意外かもしれませんが、私が警戒しているのは「無意識さ」にあります。

気づかぬうちに「自分で自分を騙し、自分の人生を歪めてしまっていないか」を心配しています。

生活の不安や心の余裕のなさから、気づかぬうちに自分の本音が見えなくなることがあります。

私の対策の一つとしては、定期的に己自身の内面を見つめ直す内省であり、ブログの執筆がそれに該当します。

書くことで感情が言葉になり、自分の状態を客観的に見つめ直せます。

それが「自分に嘘をつかないための防波堤」になるのだと思っています。

2.著名人の名言から学ぶ自己欺瞞の恐ろしさ

この「自分自身への嘘」については多くの著名人が、その著作や発言において触れられています。

代表的なものを紹介します。

①精神的な崩壊への警告:フョードル・ドストエフスキー(作家)

何よりも、自分自身に嘘をついてはいけない。自分に嘘をつき、自分の嘘に耳を傾ける者は、自分の内にある真実も、周囲の真実も区別がつかなくなる。その結果、自分自身に対しても、他人に対しても敬意を失うことになる。

自分を欺き続けると、最終的に何を信じればいいのか分からなくなり、自尊心まで失ってしまうという厳しい戒めです。

②認識の歪みについて:レオナルド・ダ・ヴィンチ(芸術家・学者)

人間が被る最大の欺瞞は、自分自身の意見(思い込み)によるものである。

他人に騙されることよりも、自分の都合のいい解釈や偏見によって自分を騙してしまうことの方が、はるかに根深く恐ろしいという意味です。

③誠実さの定義:スペンサー・ジョンソン(『チーズはどこへ消えた?』著者)

インテグリティ(真の誠実さ)とは自分に真実を話すことであり、オネスティ(正直さ)とは他人に真実を話すことである。

他人に対して正直である前に、まず自分自身の心に嘘をつかないことこそが、人間としての本当の誠実さであると説いています。

④恋愛と自己欺瞞:オスカー・ワイルド(作家)

恋に落ちると、人はいつも自分を欺くことから始め、いつも他人を欺くことで終わる。世間はそれをロマンスと呼ぶのだ。

自分に嘘をつくことが、時には「夢中になること」や「情熱」として美化されてしまう側面を皮肉っています。

3.自分に嘘をつかないために、私がせめてやっていること

自分への嘘を完全になくすのは難しいです。

だから私は、次の3つだけは意識しています。

①「本当は嫌だ」と思っていないか書き出す

②他人の期待ではなく、自分の感情を優先して確認する

③1週間に一度、ブログで振り返る

名言は心に刺さりますが、行動に落とさないとすぐ忘れてしまいます。

小さくても習慣にすることが大切だと感じています。

4.おわりに:自分への嘘に気づき、より良く生きるために

上記の4つの言葉のうち、私が最も心に響いたのは、ドストエフスキー氏の言葉でした。

冒頭に述べた私の不安に近いニュアンスが感じられたためです。

みなさんは心に響く言葉はありましたか?

気づかぬうちに自分自身に着いている嘘、それを確認するのは苦しいことかもしれません。

しかしより良い生き方を模索するためにも、ときには必要な歩みなのかもしれません。

今日から、自分に問いかけてみるのはいかがでしょう?

今、自分に嘘をついていないか』を。

ブログや日記による内省を習慣化すれば、より誠実な生き方が手に入るかもしれません。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました🐻

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また、本日の著名人の言葉の出典は、下記にまとめております。

5.著名人の発言についての出典等の一覧

番号 人物 原文(英語) 出典
①精神的な崩壊への警告:自分自身への嘘は自他への敬意を失う フョードル・ドストエフスキー "Above all, don't lie to yourself. The man who lies to himself and listens to his own lie comes to a point that he cannot distinguish the truth within him, or around him, and so loses all respect for himself and for others." 『カラマゾフの兄弟』(The Brothers Karamazov、1880年)
②認識の歪みについて:人間が被る最大の欺瞞は、自分自身の意見によるもの レオナルド・ダ・ヴィンチ "The greatest deception men suffer is from their own opinions." 『レオナルド・ダ・ヴィンチの手帖』(The Notebooks of Leonardo da Vinci)
③誠実さの定義:真の誠実さとは自分に真実を話すこと スペンサー・ジョンソン "Integrity is telling myself the truth. And honesty is telling the truth to other people." スペンサー・ジョンソンの著作・講演(『チーズはどこへ消えた?』関連の文脈で引用として広く紹介されている)
④恋愛と自己欺瞞:恋に落ちると、人はいつも自分を欺くことから始め、いつも他人を欺くことで終わる オスカー・ワイルド "When one is in love, one always begins by deceiving oneself, and one always ends by deceiving others. That is what the world calls a romance." 戯曲『A Woman of No Importance』(1893年)