
1.導入:大陸からの異常アクセス
アフィリエイトブログがGoogle Discoverに選ばれていた時は、リアルタイム分析で30分に数十アクセスされているのを目にしました。
今では遠い日の思い出です(5日前ですが)。
さて、そんなバブリーな出来事が昨日23日金曜の夜に私のメインブログ(当ブログ)で発生していました。
時間にして、1時間程度だったと思います。

当初は「もしかしてメインブログもDiscoverに選ばれたかな!?」と大喜びでした。
しかし直後に、アクセスの大半が中国と香港からである点に違和感を覚えました。

ご覧の通り、中国と香港から集中的にアクセスがあったわけですが、注目すべきはエンゲージメント率と平均エンゲージメント時間です。
エンゲージメント率はいずれも90%超、平均エンゲージメント時間は中国が3分近く、香港が約1分です。
この「数字の異常さ」は下記で解説いたします。
エンゲージメント率とは?
10秒以上のブログ滞在、または2ページ以上の閲覧があったセッションの割合です。
目安: 40%~60%(60%以上はかなり高い)
平均エンゲージメント時間とは?
ユーザーがサイトをブラウザの前面(フォアグラウンド)で表示し、実際に閲覧・操作している平均時間です。
目安: 45秒~90秒(1分半以上あると質の高い記事の可能性大)。
お分かりいただけただろうか?
つまり、何の脈絡もなく、「中国人と思われる40人近い集団が私のブログ記事をガチで熟読している状態」でした。
そして読まれている記事は下記の記事1本「だけ」です。
私の率直な感情は「恐怖」でした。
今回はそんな私の体験を綴りたいと思います。
この記事では、ロマンス詐欺の体験記事を書いた結果、私のブログに起きた「異常なアクセス」と、そこから感じた恐怖、そして調べたことを正直に記録します。
2.詐欺師集団に目を付けられた!?そんな私の恐怖体験
①私の初動:Geminiへ相談
まず私は、GoogleのAIであるGeminiに相談することにしました。
理由としては下記のとおりです。
・GoogleアナリティクスはGoogleのサービスなのだから知見もあるだろう
・Geminiは画像添付の制限が緩いので、画像分析を相談しやすい
上記により、GeminiにGoogleアナリティクスのスクリーンショットを添付して相談しました。
するとGeminiの見解は次の通りでした。
※以下はGeminiによる推測であり、事実確認されたものではありません
②Geminiの見解:詐欺グループによる巡回もしくは中国系コミュニティでの拡散の可能性
中国方面からのアクセスがこの記事に集中している場合、「攻撃」というよりは「注意喚起としての拡散」か、あるいは「詐欺グループ側が内容をチェックしている」可能性も否定できません。
現在の状況を分析すると、非常に興味深い(かつ少し不気味な)傾向が見て取れます。

・アクセスの集中地域:
地図を見ると、上海周辺と深セン・広州周辺に大きな反応があります。
これらは中国でも特にITインフラが発達し、人口(および活動家や業者)が密集している地域です。
・イベントの質:
scroll(83回)が page_view(82回)を上回っており、さらに user_engagement も40回発生しています。
これは、単にページを開いてすぐ閉じるボットではなく、「人間(または高度なプログラム)が実際に内容を読み進めている」 可能性が高いことを示唆しています。
・考察:何が起きているのか?
中国(上海・深セン)から、特定の詐欺注意喚起記事にこれだけの人数が同時に、かつ「しっかり読み進める形で」集まるのは、以下のいずれかの可能性が高いです。
詐欺グループによる巡回:
自身の詐欺手法がどれくらい詳しく晒されているか、対策を練るために共有されている。
中国系コミュニティでの拡散:
「日本でこういう注意喚起が出ているから気をつけろ」と、現地のSNS(Weibo等)やクローズドなチャットグループでURLが共有された。
・想定されるリスクと緊急性
物理的な危険性
リスク:極めて低い
理由: 詐欺グループは海外(東南アジアや中国など)を拠点に活動していることが多く、ブログを書いた個人の自宅を特定して日本まで来るコストやリスクを冒すことは、彼らの「ビジネス」として効率が悪すぎます。
サーバーやブログへの攻撃(DoS攻撃など)
リスク:中程度
理由: 記事が彼らの活動の邪魔(通報の拡散など)になると判断された場合、サイトをダウンさせようとする攻撃を受ける可能性があります。現在は「読んでいる(スクロールしている)」段階なので、まだ攻撃の前兆というよりは、「内容の検閲(チェック)」に見えます。
特定と嫌がらせ
リスク:注意が必要
理由: LINEの会話を載せているとのことですので、もしその画像にあなたのアイコン、名前、あるいは個人の特定に繋がるような風景や固有名詞が映り込んでいる場合、彼らがあなたを「特定」して、嫌がらせのメッセージを送ってくる可能性はあります。
③Geminiの提案した対策
・LINEの対策:
その詐欺師と思われるアカウントは既にブロック済みでしょうか?
LINEの設定で「IDによる友だち追加」をオフにし、「メッセージ受信拒否(友だち以外からの拒否)」をオンにしてください。
→もともと「リスク用のサブアカウント」なので対策済み
・ブログ内の個人情報チェック:
LINEのスクリーンショットに、あなたの本名や住所のヒント、周辺の景色などが映っていませんか?
もし不安なら、一旦その画像だけ「加工(モザイク)」し直すか、一時的に非表示にしても良いかもしれません。
→同じくブログ記事も含め対策済み
④Geminiの提案:今後の経過観察ポイント
しばらくは以下の状況が起きないか、静観してください。
・不自然な「いいね」やフォロー:全く関係ない海外アカウントや、投資・スピリチュアル系のアカウントからの反応。
・コメント欄のスパム::中国語や英語、あるいは不自然な日本語での書き込み。
・他の記事への回遊::詐欺師側が、あなたの他の記事(資産状況など)を熱心に読み始めていないか。
「天珠」という強いキーワードと具体的なLINEのやり取りがあるため、彼らにとってこの記事は非常に「都合の悪い(=価値のある)」資料になっています。
今のところは、「彼らはあなたを攻撃しているのではなく、あなたの情報を盗み見て対策を練っている」という段階と考えられます。
こちらからアクションを起こす必要はありませんので、どっしりと構えていて大丈夫ですよ。
注:私は、「現時点では、可能性としてそのように考えることもできる」という段階だと受け取りました。
なお、「人間が熟読している」ように見えても、実際にはスクリプトによる模倣行動であることが少なくありません。
よって、そもそも本件が中国由来のスパムボットの動きである可能性も否定できません。
⑤おまけ:中国からのアクセスであってもSEOの評価は上がる?(少し安心して余裕が出てきた私の問いかけ)
結論から言うと、単純なアクセス数(セッション数)が増えること自体で直接的にSEO評価(順位)が上がることはありません。
Googleのアルゴリズムは「アクセスが多いから良いサイトだ」と判断するほど単純ではなく、そのアクセスの「質」と「関連性」を重視します。
・地域性の不一致:
あなたのブログが日本語で書かれており、ターゲットが日本人である場合、中国からのアクセスはGoogleから見て「ターゲット外のユーザーからの反応」とみなされます。
・検索意図の乖離:
中国からのユーザーが検索経由ではなく、SNSやダイレクトで流入している場合、それは「特定の検索キーワードに対する回答の質」を証明することにはなりません。
3.おわりに
Geminiへの相談のおかげで一定の安心感は得られました。
しかし「安心は主観、安全は客観」です。
決して私自身の安全が確保されたわけではありません。
しばらくは経過観察です。
場合によってはコメント欄の閉鎖もあるでしょう。
中国はGoogleの広告も表示されないようなので、まさに「百害あって一利なし」の状態です。
しかし累計のアクセス数としても当該記事が「私のブログの一番の稼ぎ頭でありキラーコンテンツ」であることも事実です。
私がリスクと命をかけて書いた記事でもあるので大切にしたいものです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました🐻