私が人生に求めていないのに、人生が私に多くを要求する

うつ病・発達障害で失職を前に思う『人生に求めるものはないのに、要求ばかりが多い』苦しみについて『憂鬱なミス・マープル』より引用

お題「嫌いな言葉、警戒している言葉」

1.導入:『憂鬱なミス・マープル』との出会い

ジョハン氏(@moji_moji_johan)作『憂鬱なミス・マープル』

ジョハン氏(@moji_moji_johan)作『憂鬱なミス・マープル』より引用:1ページ1コマ目

(文末に作品リンクあり)



私が人生に求めるものは何も無いのに

人生の方が私に求めるものは多すぎるような気がするんです

どうにか生きるすべを模索している今、心の一番深いところに突き刺さった言葉がありました。

たまたまXで見かけたマンガのセリフに、強く共感する私がいました。

うつ病と発達障害を抱え、失職を前にしている今の私にとって、この言葉は「生きることの負担」をそのまま表していました。

この記事は、うつ病と発達障害を抱えながら「社会の当たり前」が重すぎると感じてしまう苦しさを記録したものです。

失職を前に、ただ生きることのハードルが高く感じられる日々の中で、この言葉が少しだけ支えになりました。

2.うつ病・発達障害当事者が考える『人生に求める最低限のこと』と『社会の過剰な要求』

①うつ病当事者が人生に求めるものは「心理的安全性」

私が人生で求めているものは何でしょう?

・暑さ寒さをしのぎ、飢えることのない経済状況

・心を過剰に傷つけられることのない人間関係(職場関係)

こんなところです。すでに要求が過剰なのでしょうか?

うつ病と発達障害の診断を受け、失職見込みの私は、上記の2点が確立できておりません。

これを「心理的安全性が確保されていない状態」というのかもしれません。

私は私自身を「幸せを積み重ねる以前の状態」と評しています。

②発達障害で「社会の当たり前」が命がけになる苦しさ(生きづらさ)

普通の人にとっては『当たり前』のことが、私には命がけの努力です。

人生は私に多くのものを要求してくると感じてしまいます。

ここで言う人生とは、世間であり、社会であり、関係する他者です。

そして重要なことは「それらが要求して来ていると感じてしまっている私」が存在することです。

具体的な例が、身だしなみでしょう。

全裸で外に出るわけには行きません。

ボロボロの服にボサボサの頭で職場に行くと、陰口を叩かれたり人事評価が低下するかもしれません。

こうした小さな「社会の前提」が、私には積み重なって生存の負担になります。

〇〇をしないと私に危害や損害がやってくる。

この恐ろしさとともに私は生きています。

普通の人なら無意識にこなせる「当たり前」を維持するために、私は全エネルギーを使い果たしてしまいます。

あなたにも、
「普通の人には当たり前なのに、自分には重すぎること」はありませんか?

余剰資金も、心の余裕も、私には一切ありません。

ただ生き抜くことに必死な私にとって、社会の要求はあまりにも高層ビルのように高く見えてしまうのです。

誰かにとっての当たり前、私にとっては人生の一大事なのです。

「生きるコスト」が人より多めな私がいます。

これは「生きづらさ」という言葉で片づけられるには、あまりにも切実な負担です。

生きるのが下手というと、あまりにも悲観的でしょうか。

③感想と願い

このセリフを読んだ瞬間、私は自身の課題に直面した痛みと同時に、誰かに理解されたような安堵感も確かに存在しました。

同じように苦しんでいる人が、このマンガやこの記事にたどり着いて、少しでも心が軽くなればと願っています。

3.おわりに:救いはどうやって得るのか?

人生の方が私に求めるものは多すぎるような気がするんです

このセリフは、私が今、生きるうえで苦しいと感じていることを如実に表していました。

このマンガの中で、彼女は最後に救いを得られたと私は受け取りました。

しかし、彼女が得た救いと、私が今、喉から手が出るほど欲している「最低限の安寧」は少し種類が違うかもしれません。

JUST Keep Being.

少なくとも私は、いましばらくは「ただ、あり続けたい」と願っています。

私はどうありたいか、そのために何をするか?

改めて大切な問いに気付かされた言葉でした。

うつ病や発達障害があると、

社会の「当たり前」がときに生存コストになります。

この記事が同じ苦しみを抱える誰かの言葉になれば幸いです。

人生に多くを求められて苦しいとき、「最低限でいい」と言えること自体が、生存の支えになるのかもしれません。



ここまで読んでいただき、ありがとうございました🐻



今回引用させていただいた、ジョハン氏作の『憂鬱なミス・マープル』はこちらからどうぞ



また同氏の作品でである『パットおじさんのいた夏』もまた、私と重なる部分がありました。

人生のあり方を考えさせられるジンワリとした心地よい読後感でした。

こちらはPixivの作品リンクとなります。

www.pixiv.net

また、同じように生きづらさを抱える日々の記録も、このブログに残しています。

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