体感気温は人の数だけ違う。私の“暑がり体質”が教えてくれたこと🥵体感気温は人の数だけ違う。私の“暑がり体質”が教えてくれたこと🥵

🧣冬でも半袖?——体感気温は人それぞれだった

昔の私は、いわゆる「末端冷え性」でした。
冬になると手足が冷たくて、寝る前は靴下を重ね履き。
湯たんぽを抱えて寝るのが当たり前で、布団から手を出すのもつらいほどでした。

そんな私が、気づけば真冬でも室内では半袖で過ごすようになっていたんです。
冷え性がすっかりなくなったのは、ちょうど10年ほど前。
きっかけは、ダイエット目的で始めた筋トレでした。

最初は軽い気持ちで続けていた筋トレですが、いつの間にか代謝が上がり、
体の内側からぽかぽかするように。
「これが筋肉の力か!」と、驚いたのを今でも覚えています。

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同じ室温でも「夏は暑く、冬は寒い」と感じるのはなぜ?

面白いことに、室内の温度が同じでも、季節によって感じ方がまったく違います。
たとえばエアコンの設定温度を23℃にしても、
夏は「まだ暑い」と感じ、冬は「ちょっと寒い」と感じる人が多いですよね。

でも私は、その感覚があまりありません。
夏でも冬でも、同じ服装でちょうどいい。
もちろん変わっていると自覚はありますが、
この違いにはちゃんとした理由があるようです。

ポイントは、体が外の気温にどれだけ慣れているかです。
人間の体は季節に合わせて“感覚の基準”を変える性質があります。
真夏は外気が35℃近くありますから、エアコンの23℃がとても冷たく感じます。
逆に冬は外が5℃や0℃なので、23℃の部屋が暖かく感じるわけです。

つまり、体は「気温そのもの」ではなく、外との温度差で暑さ寒さを判断しているんですね。

さらに湿度も大きく関係します。
夏は湿度が高く、空気中の水分が熱をこもらせるため、同じ温度でも暑く感じます。
一方で冬は乾燥していて、熱が逃げやすい。
この湿度の違いが、私たちの体感気温を左右しています。

それに比べて私の場合は、筋肉量が増えて代謝が安定しているからか、
外気温に左右されにくくなっているのかもしれません。
自分の中で“温度を保つ力”がついたという感覚があります。


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“体感気温”は、体質や習慣によってこんなに変わる

人によって「寒い」「暑い」の感じ方が違うのは、体感気温の個人差があるからです。
同じ部屋にいても、私だけ汗をかいていたり、
逆に同僚が「寒い」と言ってエアコンを上げていたり。

この体感気温を決めるのは、単なる気温だけではありません。
風の強さ、湿度、服装、体調、代謝、そして気分までも影響します。

たとえば、同じ20℃でも風があれば肌が冷たく感じ、湿度が高ければ蒸し暑く感じる。
つまり、私たちが感じている“気温”は数字以上に体の状態や心の状態に左右されるんです。


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筋肉量と代謝が、体感気温を変える?

筋肉には、体温を生み出す“熱工場”のような働きがあります。
筋肉量が多い人ほど、基礎代謝が高く、体の中で自然と熱をつくることができます。
私が冷え性を克服したのも、まさにそのおかげでしょう。

筋トレによって血流が良くなることで、
手足の末端までしっかり温かさが届くようになりました。
以前は氷のように冷たかった指先が、今ではじんわり温かい。
体の変化というのは、本当に正直ですね。


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「自分だけ違う」と不安になる瞬間もある

ただ、時々ふと不安になることもあります。
冬の街中で自分だけ半袖。
周りの人は厚手のコートを着ているのに、私だけ汗をかいている。

「私、どこかおかしいのかな?」
そんなふうに感じる瞬間が、実は何度もありました。

でも、よく見ると外国人観光客の中には、
同じように薄着で過ごしている人もけっこう多い。
彼らは寒さに強いのではなく、生まれ育った環境や慣れの違いによるものだそうです。
そう思うと、私がマイノリティというより、
単に“違う基準で快適を感じているだけ”なのかもしれません。


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体感気温は、心の状態にも左右される

面白いことに、体感気温は心の状態にも影響されると言われています。
ストレスや不安を感じていると体が冷えやすく、
逆にリラックスしていると、少しの寒さなら気にならない。

好きなことに集中しているとき、
「あれ?いつの間にか寒くなくなってた」と感じた経験、ありませんか?
それも体感気温の変化です。
つまり、心と体は一緒に“温度”を感じているんですね。


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「快適さ」は人それぞれでいい

年齢を重ねるごとに思うのは、
「自分の体感を信じることの大切さ」です。

誰かが「寒い」と言っても、自分が平気ならそれでいい。
逆に「暑い」と感じるなら、遠慮せず温度を下げてもいい。
「正しい温度」なんてものは、存在しないのだと思います。

私は今でも冬に半袖で過ごしていますが、
それが自分にとっての“ちょうどいい”なら、それで十分。
冷え性だった頃の私が今の私を見たら、
きっと「どうしたの!?」と驚くだろうなと思います。


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おわりに——体感気温を知ることは、自分を知ること

体感気温を通して見えてきたのは、
「人それぞれの感じ方には、ちゃんと理由がある」ということ。

筋肉、血流、湿度、気候、心の状態…。
それらが重なって、**“あなたにとっての快適温度”**が生まれるのです。

これから寒くなる季節、
誰かと温度差を感じても、ちょっと自信を持って言いたい。

> 「私はこれで、ちょうどいいんです」と。


ここまで読んでいただき、ありがとうございました。