与える側でいるには、覚悟が要る

与える側でいるのに覚悟が足りない眼鏡をかけた茶色のキュートな漫画風のクマ

1.導入

 日々、小さな活動を企画して人を楽しませています。
 笑顔や感謝の言葉も確かにあるでしょう。
 でも、どこか物足りない、心の奥で虚しさが膨らむ私がいます。
 与えているはずなのに、何かが足りない――そんな感覚に、私はいつも押し潰されそうになります。
 あなたもそう感じたことはないでしょうか?

2.なぜ不満が生まれるのか

 確かに受け取ってはいます。
 周囲の笑顔や軽い声かけ、時間を共有してくれること。
 理屈では十分なのに、それが自分の生存や安心には変換されません。
 まるでお金のように、生活を支える基盤にはならないのです。

3.与える側に必要だったもの

 善意でも、共感でも、正しい行動でもありません。
 必要なのは余剰――そして覚悟だったのかもしれません。
 余剰がないと、善意はただのコストになり、心は壊れていくような気がします。
 ここでいう余剰とは、私の場合、心と経済事情の安定と考えています。

4.覚悟とは何か

 覚悟とは、見返りを求めないことでも、搾取を受け入れることでもないと思います。
 むしろ、「回収不能な可能性を含んで引き受けること」なのかもしれません。
 自分が与える立場に立つなら、その重さを理解しておくしかないのでしょう。

5.今の自分の立ち位置

 私は余剰を持たないまま与え続けているのでしょう。
 だから苦しい。
 だから不満が生まれる。
 それは歪みではなく、自然な反応なのかもしれません。
 虚しさや怒りも、無理に消す必要はないのでしょう。

6.結び

 もし満たされたなら、また余剰を外に放出できるでしょう。
 でも今はその段階ではありません。
 それでも、与えてしまう自分がいる――それだけは事実として認めざるを得ません。
 身を削ってでも与えないと居場所がなくなる、そんな哀しい自分がいます。

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