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「杞憂」と生きる人〜茶葉散乱による死亡事故の記事を読んで

杞憂と共に生きるT-Kuma
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目次

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1.導入

新年早々、様々なニュースが世の中を騒がせていますが、私が気になったのは下記のニュースでした。

記事要約(Grok)

栃木県佐野市の国道50号で、2025年1月4日朝、大型トラックから積載していた大量の茶葉が路上に散乱。

これにより道路が滑りやすくなり、後続車両がスリップしてトラックを含む10数台が絡む多重事故が発生した。

散乱した茶葉は約500メートルにわたり確認された。この事故で、巻き込まれた男性1人が死亡し、3人が重傷を負った。

(248文字)

どうして気になるこのニュース?

冷たい言い方をすれば「よくある日常的な交通事故」です。

茶葉散乱という特異性から、辛うじてニュースになっていますが、交通事故では毎年多くの死者が出ています。

一昨年2024年の交通事故死亡者数は2,663人です。

1日あたりの平均で7.3人が1日に命を落としています。

2024年の日本の総人口は、1億2380万2千人のようです。

1年間で交通事故で死んでしまう確率は、約0.00215%です。

小さすぎて実感のわかない数字ですね。

ざっくり数字を丸めて、5万人に一人です。

およそ小規模な自治体で毎年一人が亡くなるくらい。

私達はこのような「当選確率の低い不幸の宝くじ」を毎年抽選しているようです。

この数字を見てあなたはどう感じましたか?

私は不安を感じます。

これを杞憂といいます。

2.杞憂とは

「杞憂(きゆう)」とは、「将来のことをあれこれと無駄に心配すること」「取り越し苦労」を意味する言葉です。

語源

中国の古書『列子』に登場する寓話が由来です。

昔、中国の「杞(き)」という国の人が、「いつか天が崩れ落ちてくるのではないか、地面が抜けてしまうのではないか」と心配するあまり、夜も眠れず食事も喉を通らなくなったというエピソードから来ています。

杞の国の人が憂いたから、杞憂なのですね。

3.私の所感

①運転を諦めた私

私は普通自動車の運転免許を持っています。

ですが運転はしません。

うつ病が重くなり、発達障害の診断を受けてからというもの、

・車の運転の困難さ

・疲労、

・ストレスを

強く感じるようになってしまいした。

30分も運転すればもうヘトヘトです。

そのうえマルチタスク、作業の切り替えが困難な私にとって、一般的なドライバーが難なくできている様々な情報処理や作業が私には過剰な負荷となるのです。

「運転なんて慣れだよ、慣れ」そういう人に何人も出会ってきました。

私はそのような方には心のなかで悪態をつきます。

世の中で交通事故が絶えないのは、このような方と私のようなドライバーが原因だと思ってしまう私がいます。

②それでもやってくる交通事故の「理不尽」

交通事故の厄介な悩ましいところ、それは「自分自身がベストの運転をしても、事故を起こされる」ことにあります。

運転を諦めた私でも、バスに乗っていれば今回のような事故に巻き込まれる恐れは否定できません。

世の中の「理不尽」を人一倍恐れるのはなぜでしょう?

・きっと「報われなかった」という想いが強いからでしょう。

・そして「理不尽をはねのける強さ」を自身に見出していないからでしょう。

それ故に私は杞の国の人と同じく、空が落ちてくることを今日も恐れているのです。

4.おわりに

何も救いのある話ではありません。

ただの愚痴かもしれません。

それでも、私は朝起きて、外出しています。

たとえ行動はできても、心の中のリソースは大きく不安に割いてしまっています。

・行動はできている

・社会的には「普通」に見える

・しかし内側では、多大なリソースを不安に使っている

杞憂とは、怠けでも甘えでもなく、生きるために、先にすべてを考えてしまう人の状態なのだと思えてなりません。

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